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古筆 見せ消ちとは
2025.07.03
文房四宝豆知識ブログ
古筆 見せ消ちとは
書き間違ったときの訂正法です。塗りつぶしたり、別の紙を貼ったりはせずに間違った文字の右横や左がわに正しい文字を小さく書きます
古筆の中には、間違い字に「 ヽヽ」印をつけたりしています。衍字(えんじ)(不要な文字)の場合も同様です
このように訂正したものがそのまま見えているので「見せ消ち」 と呼びます。
次の三例は『関戸本古今集』より
①あきかぜをに(『を』を取り消し)
②こゝろをとつ(『を』→『ひ』に訂正)
③きのぶ(『みし』を挿入)
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